ディー・バートン
 Dee Barton

Date of Birth: 1937/9/18
Place of Birth: Houston, Mississippi, USA
Date of Death: 2001/12/3
Mini Biography:
Dee Barton (De Wells Barton Jr.) worked on Clint Eastwood's directing debut in 1971, "Play Misty for Me", and they would collaborate again several times. Barton not only scored the Eastwood action picture "Thunderbolt and Lightfoot"(1974), but also wrote uncredited sequences for all five "Dirty Harry" films. TV scores for "Baretta", "Ironside", "Batman" and "The Odd Couple" kept him busy on the scoring stage as well. Barton and Eastwood's friendship dated back to the sixties when Barton was finishing a very successful stride as trombonist, arranger and composer for Stan Kenton's big band. He formed his own band at the end of the decade, made up of West Coast musicians, and they played regularly at Donte's nightclub in Los Angeles, where Barton and Eastwood met. He credited Hugo Friedhofer as an inspiration and John Williams as his mentor. He was also a fan of the melodic gifts of Victor Young.

 


荒野のストレンジャー  HIGH PLAINS DRIFTER

作曲・指揮:ディー・バートン
Composed and Conducted by DEE BARTON

(米Intrada / Intrada Special Collection Vol.217)

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1972年製作のアメリカ映画(日本公開は1973年6月)。監督は「恐怖のメロディ」(1971)「(未公開)愛のそよ風」(1973)「アイガー・サンクション」(1975)「アウトロー」(1976)「ガントレット」(1977)「ブロンコ・ビリー」(1980)「ファイヤーフォックス」(1982)「センチメンタル・アドベンチャー」(1982)「ダーティハリー4」(1983)「ペイルライダー」(1985)「ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場」(1986)「バード」(1988)「ホワイトハンター ブラックハート」(1990)「ルーキー」(1990)「許されざる者」(1992)「パーフェクト ワールド」(1993)「マディソン郡の橋」(1995)「目撃」(1997)「真夜中のサバナ」(1997)「トゥルー・クライム」(1999)「スペース カウボーイ」(2000)「ブラッド・ワーク」(2002)「ミスティック・リバー」(2003)「ミリオンダラー・ベイビー」(2004)「父親たちの星条旗」(2006)「硫黄島からの手紙」(2006)「チェンジリング」(2008)「グラン・トリノ」(2008)「インビクタス/負けざる者たち」(2009)「ヒア アフター」(2010)「J・エドガー」(2011)等のクリント・イーストウッド。出演はクリント・イーストウッド、ヴァーナ・ブルーム、マリアンナ・ヒル、ミッチェル・ライアン、ジェフリー・ルイス、ジャック・ギン、ステファン・ギーラシュ、テッド・ハートリー、ビリー・カーティス、スコット・ウォーカー、ウォルター・バーンズ、アンソニー・ジェームズ、ダン・ヴァディス、ジョン・ミッチャム、ポール・ブラインガー、リチャード・ブル、ジョン・クエイド、バディ・ヴァン・ホーン他。脚本はアーネスト・タイディマン、撮影はブルース・サーティース。クリント・イーストウッドが「恐怖のメロディ」(1971)に次いで監督したミステリ調のウエスタン。大きな湖の近くにある小さな町ラーゴに1人の流れ者(イーストウッド)がやって来る。言いがかりをつけてきた3人組を撃ち殺した男は、そのままその町に居座る。その頃、ステイシー・ブリッジス(ルイス)、コール(ジェームズ)、ダン(ヴァディス)という無法者たちが刑期を終えて、ラーゴに向かっていた。3人はかつてラーゴの鉱山会社で用心棒をしていたが、金塊を持ち出し、逮捕しようとした連邦保安官を鞭で叩き殺していた。ラーゴでは町を復讐から守るために、例の正体不明の流れ者を用心棒として雇うことになった……。

音楽は、クリント・イーストウッドが監督した「恐怖のメロディ」(1971)「サンダーボルト」(1974)「ダーティハリー」シリーズの追加音楽を手がけているディー・バートン(1937〜2001)。「High Plains Drifter (Main Title)」は、不気味で幻想的なイントロから寂寥感を帯びたストイックなメインの主題へ展開するメインタイトル。「Barber Shop Menace」「Vision of Marshal」「Out of Prison」「Campfire Murder」「Whipped to Death」「Dynamite」等は、シンセサイザー、不気味な女声、乾いたギターを組み合わせたサスペンス音楽。「Gathering Loot」「Callie」は、ストイックなタッチの曲。「Dummy Wagon」「Target Practice」「Blood on Log」「Preparations」「Gunfight in Lago」等は、マカロニウエスタン調の軽快なアクション音楽。「Bell Signal」は、ラロ・シフリンのタッチに似たサスペンス音楽。「Shooting Stacy」は、不気味な女声入りのサスペンス音楽からアクション音楽へ。「Headstone and End Credits」は、メインの主題のリプライズによるエンドクレジット。ラストに映画では未使用の主題歌や短いつなぎ音楽等のボーナストラック9曲を収録。シンセサイザーの使い方がいかにも70年代風。監督のイーストウッドはバートンが作曲したトラディッショナルなオーケストラ音楽の部分はすべて削除し、前衛的なタッチの音楽だけを使用したという。このスコアの初CD化で限定プレス。

ディー・バートンが手がけた作品には
「恐怖のメロディ(Play Misty for Me)」(1971)
「(未公開)The Marshal of Windy Hollow」(1972)
「荒野のストレンジャー(High Plains Drifter)」(1973)
「サンダーボルト(Thunderbolt and Lightfoot)」(1974)
「(未公開)デスハウス/血に染ったプレイ(Death Screams)」(1982)
「(未公開)Tales of the Third Dimension」(1984)
「(未公開)ジェイル・ヒート/脱獄番外地(Chain Gang)」(1984)
「(未公開)The Rutherford County Line」(1987)
「(未公開)NINJA U.S.A.2/ブラック・イーグルの掟(The Order of the Black Eagle)」(1987)
「(未公開)NINJA U.S.A.(Unmasking the Idol)」(1988)
がある。
(2013年1月)

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